「環境の日(6.5)」と量り売り
毎年、6月5日は「環境の日」です。
これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めています。日本では「環境の日」として広く知られています。
神戸酒心館では、持続可能な社会の実現を目指し、20年以上前から蔵元ショップ「東明蔵」で「量り売り」というエコフレンドリーなスタイルでお酒の提供を続けています。この取り組みは、瓶をお客様に再利用してもらうことで、資源の無駄を削減するものです。お客様は300mlや720mlの瓶を購入し、蔵出しのフレッシュな生酒をタンクから詰めてもらいます。飲み終わった瓶は再度持参いただくことで、新たな瓶を使用せずに再利用します。この再利用システムにより、瓶の資源を有効に活用しています。
この「量り売り」の取り組みで、過去10年間で約3万本以上の瓶を節約し、貴重な資源の保全に貢献しました。さらに、保冷力のある「REVOMAX」容器での量り売りも開始し、環境に優しい新しいスタイルを提供しています。
地球環境は多くの課題に直面していますが、資源を有効に活用する福寿の「量り売り」のお酒(蔵直採り生酒)は、皆様の「環境の日」における持続可能な選択肢となり得ることを願っています。私たちの取り組みを通じて、一人ひとりが環境保護に貢献できることを示し、持続可能な未来を共に目指しましょう。
(2024.6.5)