荒山浩文(Hirofumi Arayama)<日本の手仕事展2024>
日本の手仕事展2024 ~持続可能なものづくり~
陶芸作家 Ceramist
荒山浩文 Hirofumi Arayama
【作家メッセージ】
僕は森に住んでいる。
5人の子供を動物たちと見守りながら、
幸せな空気を吸い、会話をし、
賑やかに笑いながら仕事場に入る。
ボーッと考える・・・
考えることを止める、
作りたくなる
すると、ポンッと生まれてくる生き物たちを、捕まえる事ができる。
捕まえた生き物と共に土に向かう、
それは、器になり、人形になり、
僕は楽しくなる。
楽しんで作ったものは、見る人を笑顔にすることができる。
そう信じて制作する。
人にもらわれ、違う空気を吸いに行き、
その家の子供、もしくはペット、相棒になる。
持ち主が話し掛けてくれる。
語り返す、笑顔が生まれる。
そんな優しい時間が生まれたら、
また僕は土と遊ぶ事が出来る。
【Message from the artist】
I live in the forest.
I watch over my five children alongside the animals, breathing in the blissful air, conversing, and entering my workshop amidst lively laughter.
I drift off in thought… Then, I stop thinking, feel the urge to create, and suddenly, I can capture the creatures that are born.
I take the creatures I’ve caught and turn to the clay, which transforms into vessels and dolls, bringing me joy.
I believe that the things I create with joy can bring a smile to those who see them.
That’s the spirit in which I create.
They are taken by someone to breathe different air,
and in that home, they become the companion of a child or a pet.
The owner speaks to them.
They respond, and a smile appears.
When such gentle moments are born, I can once again play with the clay.
【経歴・受賞歴・出展歴など】
2001年 京都 村田 森に師事。
2004年 京都で独立。
2008年 兵庫県丹波篠山に移転。
2020年 合同会社 日月 を設立。
zitugetuworksを立ち上げる。
朝展2019⼤賞(朝展2018、2020入賞)
天理ビエンナーレ、朝日陶芸展、信楽陶芸展、ビアマグランカイ、NEKOISM、
PARIS NEKO COLLECTION等、入賞、入選多数