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量り売り 「生もと純米吟醸生酒」|完売いたしました

量り売りブログ東明蔵

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生もと(きもと)とは明治の終わりころまで、酒造りの技法としてもっぱら用いられてきた技です。
平たい桶にいれた蒸米、水、麹米を手間暇かけて櫂ですりつぶす「山おろし」という重労働を伴う「生もと造り」。
大変な労力が必要ですが、江戸時代の人々が酒造りの英知をかたむけて編み出した素晴らしい方法であり、自然淘汰を経た力強い酵母を得ることが出来ました。
「生もと造り」は明治42年(1909)に山卸廃止もと、翌明治43年に速醸もとが開発されたことで残念ながら衰退してゆくこととなります。しかしながら、その特別な個性から近年「生もと造り」で仕込んだお酒の魅力に再び脚光が集まっています。
福寿では創業当初から「生もと造り」を守り続けており、このたび「純米吟醸」にもこの手法を採用しました。
従来は純米系に用いてきた伝統的なこの手法。酵母の生命力の強さから吟醸系のお酒にも望ましい風味を獲得してくれると考えてのことです。
先達の偉業に思いを馳せながらゆっくりと味わいをお楽しみいただきたいお酒です。
量り売り「生もと純米吟醸生酒」は数量限定250本。
東明蔵店頭でのみ、お求めいただけます。
(量り売りは店頭販売に限ります、eShop酒心館やお電話でのご注文には対応出来かねますのでご了承ください)
量り売り 生もと純米吟醸生酒
   ・・・・720ml 2,268円
   ・・・・300ml 961円
(消費税込・瓶代別途)