(9.14) 【第79回 酒蔵文化道場】 水の妖怪 -オロチからカッパへ-
題目:水の妖怪 -オロチからカッパへ-
講師:国際日本文化研究センタ-所 長 小松和彦氏
カッパは、天狗と並んで日本人の間で、もっとも人気のある妖怪である。頭に皿のような髪のない部分をもち、背中には甲羅を背負い、手には水かきがあり、牛馬や子供を水中に引きずり込むという異形で恐ろしい性格を持っているが、人と相撲を取りたがったり、腕を取らせたりする滑稽さも併せ持っている。しかし、意外なことに、カッパが文献の上に登場してくるのは比較的新しく、近世になってからである。この講演では、カッパの属性やイメ-ジの形成・変遷を探りつつ、その先祖ともいうべき龍蛇との関係についても考えてみることにしたい。
【日時】
2013年9月14日(土) 開演 16:00
【料金】
ビジター会費 2,000円
講演の後、講師を囲んで懇親会がございます。(要予約・別途 4,000円)
【お問い合わせ・お申し込み】
神戸酒心館 事業部 Tel:078-841-1121 までお電話下さい。
または、Email: info@shushinkan.co.jp までご連絡ください。
投稿日:2013.9.14