神戸酒心館

新着情報

震災記念日に際して

神戸酒心館SDGsへの取り組み

1995年に発生した阪神淡路大震災から27年という時間が経とうとしています。
震災により蔵の倒壊など大打撃を受けた当社も、本当に多くの方々からのご支援のおかげで、今なお伝統の酒造りを続けさせていただいております。
心より厚く御礼申し上げます。
私たちにとって、1月17日は多くの犠牲者の方々を追悼する日であり、また防災への意識をさらに高める日でもあります。

今朝は、災害時における水の活用についての理解を深めるため、社員数名により当社の貯水タンクから水を一部取りだしました。
私たちが醸造用に使用している72,000リットルの貯水槽の水は、酒造りのみならず災害時における近隣住民の皆様への飲料水供給装置としての活用も想定しています。
当社では神戸市や日産自動車とともに「災害連携協定」を締結し、災害時に不可欠である電気と水を電気自動車を使って市民の皆様に供給できる体制をつくっています。
そこで本日、私たちの試みを知っていただけるよう、貯水槽からくみ出した水を日産自動車の電気自動車で神戸市中心部の三宮まで運び、三宮センター街にてこの活動をパネル表示いたしました。

私たちは常に自然の賜物に感謝し、日本文化の継承を行いながら、阪神・淡路大震災の記憶を風化させず、皆様が安心して暮らせる魅力と活気に満ちた神戸であり続けることを目指してまいります。

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