酒蔵文化道場 第100回目の講演が行われました
先週土曜日に行われた記念すべき100回目の講演は東京農業大学名誉教授の小泉武夫氏にご登壇いただきました。当日は「酒に謎あり」と題し、日本酒と中国酒についての誠に興味深いお話しをいただきました。
1.『延喜式』(平安時代)の酒のミステリー
2.最初の「コウジ」はどこで生まれたのか
3.大昔、米の精米はどうしていたのか
4.濁った酒はなぜ美味い?
5.謎の酒「満殿香酒」
6.中国の酒造り「固体発酵」の謎
7.鼻で酒を分類する「香型」のこと
8.謎の容器「酒海」
次から次へと紡ぎ出される「酒」のお話しに、定員を超えるご参加の方々はあっという間の90分を存分に楽しまれていました。
講演後の懇親会は吉野杉でつくられた杉樽で鏡開き。
かぐわしい杉の香りと共に、心地よい調べ、さかばやしのお料理をお楽しみいただきました。
投稿日:2017.3.13